【 オリジナル盤リリース 】:1992年
【 プロデュース 】:ベスト盤につき割愛
【 メンバー 】:ベスト盤につき割愛
【 収録曲 】 Take Me, I'm Yours
Goodbye Girl
Cool For Cats
Up The Junction
Slap And Tickle
Another Nail In My Heart
Pulling Mussels
Tempted
Is That Love
Labelled With Love
Black Coffee In Bed
Annie Get Your Gun
King George Street
Last Time Forever
No Place Like Home
Hourglass
Trust Me To Open My Mouth
Footprints
If It's Love
Love Circles
【 レビュー 】 1982年の「SINGLES 45's and under」以来、10年ぶりにリリースされたベスト盤。ファーストアルバム「SQUEEZE」から「FRANK」までの時期をカバーしている。
前作の「A ROUND AND A BOUT」と同じく、LPとカセットはCDよりも4曲少なくなっており、IS THAT LOVE、KING GEORGE STREET、NO PLACE LIKE HOME、LOVE CIRCLESが収録されていない。
イギリス盤 1992 397 181-1
・ジャケットのデザインは3つの絵で構成されており、左から「スクイーザー」、「ねずみ色(グレイ)のテスト」、「パンチがヒット」で、「SQUEEZE GREATEST HITS」と読むことができる
・ジャケット裏には歌詞が掲載されている。ビートルズの「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」を意識していると考えるのは考えすぎか?
・同じくジャケット裏の下の部分に過去のアルバムのジャケットが掲載されている
・蛇足だが、私がSQUEEEZを好きになったのは1991年の「PLAY」の頃であるが、当時はSQUEEZEに関して何の情報もなく、ましてや日本ではマイナーな存在だったため過去にどんなアルバムがリリースされたのかさえ分からない状態だった。
そこで、ここに載っていたジャケットの写真を頼りにSQUEEZEのCD、レコードを探していくことになるのであるが、掲載されていた「COOL FOR CATS」はなぜかリイシュー盤のピンクジャケットであった。
そのため、私の中ではこのアルバムジャケットはピンク色が標準だと思っており、後日レコード店でパープルジャケットのCD、つまり通常の色のCDを発見したときには「なんて変な色だ。これは海賊盤か??」と非常に戸惑ったことがある。もちろん紛れもなく通常の「COOL FOR CATS」だったわけであるが、今でも私の中では「COOL FOR CATS」といえば「ピンクジャケット」が”正規盤”である。
そもそも、この曲のシングルはたくさんのピンクビニールでリリースされているし、何よりもジャケットもピンクである。また、ちょっとエッチな歌詞はやはりピンクのイメージである。というわけで、「COOL FOR CATS」の色といえば絶対にピンクなのである(笑)