SQUEEZE COLLECTION
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SQUEEZE COLLECTION 紙ジャケシリーズ


2007年にストレンジ・デイズ・レコードからリリースされた、スクイーズの紙ジャケシリーズ。
1stアルバム『SQUEEZE』(1978年)から『FRANK』(1989年)までのオリジナルアルバム8枚がリリース対象となりました。

このシリーズの凄いところは、各アルバムのボーナストラックや音質もさることながら、紙ジャケの英国オリジナル盤再現度が極めて高く、類まれなるクオリティで製作されていることです。
具体的には、ジャケはもちろん、インナースリーブに至るまでのデザインがオリジナル盤に極めて忠実に作ってあります。カタログ番号はオリジナル盤と当該シリーズでは違うのは当然ですが、ジャケにおけるそのレイアウトは完全に同じです。

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全8作品。『SQUEEZE』は国内初CD化

オリジナルに忠実に再現

背表紙も抜かりなく忠実に


特筆すべきはジャケの紙質でしょう。それぞれをオリジナル盤ジャケの質感を忠実に再現するために複数の印刷タイプで仕上げています。
オリジナル盤をお持ちの方は気付いていると思いますが、それぞれのアルバムジャケは微妙にその質感や手触りが違っています。
一番分かりやすいのは『SWEETS FROM A STRANGER』ではないでしょうか。このアルバムはスクイーズアナログ盤の中で唯一ビニールコーティング仕様のジャケとなっており、他のアルバムと比較して光沢がとても強いです。本シリーズはそのあたりも充実に再現しています。
それ以外にも、つや消しタイプの『SQUEEZE』や『ARGYBARGY』、ニス塗り仕様の『BABYLON AND ON』と『FRANK』、つや消しでもニス塗りでもない『EAST SIDE STORY』と『COSI FAN TUTTI FRUTTI』といったように、合計4タイプもの印刷で仕上げているという芸の細かさです。


各作品、インナースリーブも忠実に再現

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なお、『COOL FOR CATS』は英国においては計6色のジャケ(パープルの初版、ピンク、イエロー、グリーン、ブルー、水色のリイシュー)でリリースされていますが、本シリーズでは水色を除く5色のみが紙ジャケ再現となっています。ここまで職人技を極めているストレンジ・デイズ・レコードの製作スタッフさんが、なぜ水色のみ見送ったのかは謎のままです(コストアップを避けた?)。
しかし、それを差し引いても初版パープルとリイシュー各色のジャケ材質を変えていたりと(実際、初版とリイシューのジャケは材質違いが多いです)、また初版のエンボス加工も充分すぎるこだわりを見せてくれています。


6色中5色のジャケを再現

オリジナル初版のエンボス加工も再現


最後に忘れてはならないのが、全アルバム歌詞&対訳付き(ボーナストラックは除く)になっていること。鈴木亨氏が、時には注釈を添えて丁寧に訳してくれています。
日本人には馴染みにくいスクイーズの歌詞と世界観を存分に楽しむことができます。こちらも日本盤ならではのお楽しみですね。





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