An Acoustic Evening with Glenn Tilbrook 2015
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◆ An Acoustic Evening with Glenn Tilbrook 2015 ◆

Monday 30th March - Liv Labo, Fukuoka

01. Persephone
02. Someone Else's Bell
03. Ter-Wit Ter-Woo (The Co-Operative)
04. Beautiful Game (new squeeze song)
05. Haywire (new squeeze song)
06. Black Sheep
07. Some Fantastic Place
08. Ray
09. Annie Get Your Gun
10. Dennis
11. Chat Line Larry (The Co-Operative)
12. Tempted
--- short break ---
13. Rupert
14. Everybody Sometimes
15. Wichita Lineman (Glen Campbell's song)
16. Take Me I'm Yours
17. Elephant Ride
18. Untouchable
19. If I Didn't Love You
20. Tough Love
21. Black Coffee In Bed
22. Another Nail In My Heart (electric guitar)
23. Slap & Tickle (electric guitar)
24. Still (electric guitar)
25. Pulling Mussels (From the Shell) (electric guitar)_____
↓ 
26. Vanity Fair
27. You (new squeeze song)
28. Through The Net
29. Hourglass
Thursday 2nd April - Takutaku, Kyoto

01. Best Of Times
02. Elephant Ride
03. Persephone
04. Ter-wit Ter-woo (The Co-Operative)
05. Leon Tilbrook electric guitar solo (bottlenecking play)
06. Living The Dream (Leon' song)
07. Why (Leon's song with Dad)
08. Take Me I'm Yours (with Leon)
09. Untouchable
10. Without You Here
11. Up The Junction
12. Ray
13. Tough Love
14. Chat Line Larry (The Co-Operative)
15. Is That Love?
16. Haywire (new squeeze song)
17. Annie Get Your Gun
18. Through The Net
19. Parallel World
20. Beautiful Game (new squeeze song)
21. Messed Around
22. Black Coffee In Bed
23. Slap And Tickle (electric guitar)
24. Tempted (electric guitar)
25. Another Nail In My Heart (electric guitar)
26. Rupert
27. Pulling Mussels (From The Shell)

28. Some Fantastic Place
29. Walking Away (Leon's song with Dad)
30. Goodbye Girl (with Leon)



Saturday 4th April - Star Pines Cafe, Tokyo

01. Everybody Sometimes
02. The Day I Get Home
03. Persephone
04. Ter-wit Ter-woo (The Co-Operative)
05. Leon Tilbrook electric guitar solo (bottlenecking play)__
06. Living The Dream (Leon's song)
07. Why (Leon's song with Dad)
08. Take Me I'm Yours (with Leon)
09. Best Of Times
10. Ray
11. Slightly Drunk
12. Halfway
13. Haywire (new squeeze song)
14. Letting Go
15. Jolly Comes Home / Cold Shoulder
16. Some Fantastic Place
17. If I Didn't Love You
18. Up The Junction
19. You (new squeeze song)
20. Woman's World
21. From A Whisper To A Scream (Elvis Costello's song)
22. Chat Line Larry (The Co-Operative)
23. Through The Net
24. Tempted
25. Annie Get Your Gun

26. Another Nail In My Heart (electric guitar)
27. Pulling Mussels (From the Shell) (electric guitar)
28. Walking Away (Leon's song with Dad)
29. Goodbye Girl (with Leon)

30. Slap & Tickle (electric guitar)
31. Without You Here (electric guitar)
Sunday 5th April - Star Pines Cafe, Tokyo

01. Wait (new squeeze song with piano)
02. Tough Love
03. Dennis
04. Black Coffee In Bed
05. Leon Tilbrook electric guitar solo (bottlenecking play)
06. Living The Dream (Leon's song)
07. Why (Leon's song with Dad)
08. Take Me I'm Yours (with Leon)
09. Everybody Sometimes
10. I Won't Ever Go Drinking Again (?)
11. No Place Like Home
12. Persephone
13. The Truth
14. Black Sheep
15. Some Fantastic Place
16. Ter-wit Ter-woo (The Co-Operative)
17. Ice Cream
18. Annie Get Your Gun
19. Up The Junction
20. Haywire (new squeeze song)
21. Is That love
22. Someone Else's Bell
23. Chat Line Larry (The Co-Operative)
24. Tempted (piano)

25. Slap & Tickle (electric guitar)
26. Pulling Mussels (From the Shell) (electric guitar)
27. Bongo Bill (Leon & Glenn)
28. Walking Away (Leon's song with Dad)
29. Goodbye Girl (with Leon)

30. Another Nail In My Heart (electric guitar)




Tuesday 7th April - Star Pines Cafe, Tokyo

01. Persephone
02. Elephant Ride
03. Ter-wit Ter-woo (The Co-Operative)
04. Tough Love
05. Leon Tilbrook electric guitar solo (bottlenecking play)__
06. Living The Dream (Leon's song)
07. Why (Leon's song with Dad)
08. Take Me I'm Yours (with Leon)
09. Up The Junction
10. You (new squeeze song with piano)
11. Dennis
12. Black Sheep
13. Witchita Lineman (Glen Campbell's song)
14. Rupert
15. If I Didn't Love You
16. Wait (new squeeze song with piano)
17. Tempted (piano)
18. Haywire (new squeeze song)
19. Someone Else's Bell
20. Ray
21. Chat Line Larry (The Co-Operative)
22. Ice Cream
23. Piccadilly
24. Best Of Times
25. Black Coffee In Bed (piano)

26. Pulling Mussels(From Thd Shell) (electric guitar)
27. Bongo Bill (Leon & Glenn)
28. Walking Away (Leon's song with Dad)
29. Goodbye Girl (with Leon)
↓ 
30. Another Nail In My Heart (electric guitar)
31. Annie Get Your Gun (electric guitar)
東京4/5の公演後に私がグレンにスクイーズ新曲について尋ねた際に利用したメモ書き
グレンが手書きで新曲のタイトルを書いてくれました(赤線部分)
最後の「YOU」については、口頭で正しいことを確認しています

サイン会の列に並びながら慌てて質問を走り書きしたもので、稚拙な英語かつ読みにくい文字ですが、
貴重な資料と判断し、恥をしのんで掲載することにしました…


◆ セットリスト掲載に当たって多くの方から情報のご提供をいただきました。この場を借りてお礼申し上げます。

タイコウチ様 : The Co-Operativeについて教えていただきました
さくらいこうすけ様 : 京都公演、東京最終公演のセットリストをご提供いただきました
ken様 : 福岡公演のセットリストをご提供いただきました






【 セトリで振り返るグレン・ティルブルック2015年来日公演 】


大盛況のうちに無事終了したグレン・ティルブルックの来日公演。この感動を個人的に何らかの方法で総括して書き留めておきたいと考え、流れ行くツイッターではなく、こちらのサイトに残すことにしました。
ただ、総括といっても私が個人的に参加できたのは東京初日と2日目だけ。なので、全公演の詳細を把握することはできません。しかし、セトリというデータがあればそれを視点に総括することは可能だと考えました。
以下、簡単に各公演の特色をセトリ的に振り返ってみたいと思います。


まず、初日の福岡。この日はゲスト参加の予定だった息子のレオン君が残念ながら体調不良のためにステージに立つことが出来ませんでした。そのため、他公演で演奏した彼の持ち曲4曲はありません。しかし、その分、お客さんはグレンのソロ楽曲を存分に楽しまれたことと思います。
この日のみ演奏した曲はStill、Vanity FairとHourglass。そして、スクイーズの新曲HaywireとYouが世界に先駆けて演奏された日でもありました。

2日目の京都。この日はレオン君が見事復活し、ステージを踏みます。なんでも彼は外国、つまり英国以外でステージに立ったのはこの日が初めてとのこと。彼の海外ステージデビューは京都となりました。
この日のみの演奏はParallel WorldとMessed Around。Messed Aroundは広いホールで演るよりもライブハウスのような狭い箱のほうが断然似合います。

1日空けて東京初日。この日はこの日限りの演奏だった楽曲が最も多かった公演でした。順に挙げると、The Day I Get Home、Slightly Drunk、Halfway、Letting Go、Jolly Comes Home〜Cold Shoulder、Woman's World、From A Whisper To A Screamと、7曲もありました(Jolly Comes Home〜Cold Shoulderは1曲で換算)。
京都公演ではアコギで演奏したWithout You Hereですが、この日はラストにエレキでプレイされました。

東京2日目。この日のみの演奏曲は I Won't Ever Go Drinking Again (?)、No Place Like Home、そしてThe Truth。前2曲は1985年のCOSI FAN TUTTI FRUTTIからのチョイス。
アルバムではシンセを多用したアレンジの曲ですが、アコギ1本で奏でられるとその本質的なメロディの良さ等を再確認できました。
さらにこの日初公開となるスクイーズの新曲Waitをオープニングに披露してくれました。ピアノで奏でられた素敵なバラードでしたね。なお、Waitは最終公演でも披露されています。

あと、私が事前にツイッターで「この曲は必ずやるから、予習を忘れずに!」と公言していたIce CreamとBongo Bill。この2曲が東京2日目公演で初めて演奏されました。絶対に全公演でやると思っていたので、東京初日までに演奏されなかったことで少々焦っており、内心ホッとしました(笑)

東京最終日。この日だけの演奏曲はPiccadilly。正直、これには驚きました。というのも、以前の日本公演で終盤の掛け合い部分「Heart like a gun was just half of the battle!」をオーディエンスに歌わせたときに、ちょっと難しかったようであまり歌えなかったようなのです。そのため、もう日本ではあまりやらないのかなと思っていました。でも、盛り上がったのでしょうね。
また、アンコール前の最終曲Black Coffee In Bedは、なんとピアノで披露したそうです。この曲のピアノバージョンは私の記憶&記録でもあまりなかったような気がします。これは貴重ですね。


改めてセトリを見返してみると、各公演に共通してコアになる楽曲はあるものの、それ以外は年代、曲順等を含めて、全くの台本なし即興演奏だといえるでしょう。
欲を言えば、「アノ曲やってないな」とか「アレも聴きたかったな」と思いますが、そこは大量の名曲、佳曲を持つスクイーズのグレン・ティルブルック。たったの5日間で全てを披露できるわけもなく、仕方のないことです。

あと、特筆すべきはEAST SIDE STORYからの曲が圧倒的に多かったこと。全公演合わせてSomeone Else's Bell、Tempted、Vanity Fair、Is That Love? 、Messed Around、Woman's World、Piccadillyの7曲も披露しました。
新譜Happy Endingからも7曲(Persephone、Ray 、Dennis、Rupert、Everybody Sometimes、Ice Cream、Bongo Bill)だったことを考えると、その割合の高さにビックリです。
実際EAST SIDE STORYには良い曲がたくさんありますし、グレン自身も思い入れのあるナンバーが多いのでしょうね。まさに自他共に認める名盤です。
なお、全公演で演奏された名曲Temptedですが、福岡、東京初日ではアコギ、京都ではエレキ、東京2日目と最終日はピアノで演奏されました。


全演奏曲に占めるスクイーズ曲の割合が約半数という従来のグレンソロライブのパターンを踏襲しつつ、グレンのソロ曲は断然新譜Happy Endingからの割合が高かったこともあり、「グレンのソロはあまり聴いていないし、スクイーズの曲しか知らない」というファンでも、Happy Endingを聴き込んでさえいれば比較的馴染みのある曲を聴けたライブになったのではないでしょうか?
また、前回の来日公演のセトリと比べて他ミュージシャンのカバー曲が少なかったことも特徴です。カバー曲を演奏すると、その曲を知っているファンとそうでないファンの間に若干の温度差みたいなものが生まれてしまうことがあります。
個人的にはレノンマッカートニーのカバーが聴けなかったことは残念でしたが…。


今年2015年の後半にもリリースされる予定のスクイーズの新譜「From The Cradle To The Grave」。このアルバムに収録されるであろう新曲が4曲も披露され、さらにそのうちの3曲は世界初のお目見えという、日本のファンにとっては何とも嬉しい公演になりました。
その何曲かはグレンがipadに保存した歌詞を確認しながら歌うという、まさに出来立てホヤホヤ状態でしたね。
これらの楽曲がアルバムリリース時に、どんなアレンジで完成しているのか。本当に楽しみです。


今回の来日公演は、これまでの来日公演以上にグレンの現在進行形としてのミュージシャンを強く感じさせられるものでした。
また今回は家族4人での来日ということもあり、よりフレンドリーなグレンを垣間見ることが出来ました。
オフの日には家族サービスに努めたため、これまでの来日時のように取材やラジオへの出演はほとんどなかったように見受けられます。

プロモーターのミュージック・プラント野崎洋子さんいわく、「それにしても次はいつになるかしらねぇ…次は4年もあけないように、とは思うんだけど」と。
東京五輪までには1度、または2度グレンに会うことが出来るでしょうか?
早くもその日を心待ちにしています。



4/4東京公演後のティルブルック一家

私が貰った一家のサイン

一家の写真はHiromi-Y様より提供していただきました。素敵なお写真だったので、ぜひ掲載させて欲しいとお願いして快諾していただきました。お礼申し上げます

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