Squeeze Your Own Side Story
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あなただけのスクイーズストーリーを聞きたい!
名付けて「Squeeze - Your Own Side Story」企画のお知らせ



他の方のお気に入りスクイーズナンバーや作品、そしてそのきっかけや理由を聞いてみたくありませんか?
そこで、今回皆さんから思い入れのあるスクイーズの曲、またはアルバムを、その理由やそれにまつわるストーリーと共に募集してこちらのサイトで公開したいと思います。
応募要領は以下の通りです。

・何曲、何枚でも可
・投稿文字制限もなし(もちろん短くてもOKです)
・写真などの資料を添えていただいてもOK
本来は曲単位、アルバム単位での思い入れを語っていただくことを想定していましたが、投稿の形式は特に問いませんので、ご自由にスクイーズについての想いを語ってください!

原則、いただいた投稿そのままを、こちらの「SOME FANTASTIC RECORDS」でご紹介させていただきます。
ツイッターアカウント、またはハンドルネームをお書き添えの上(匿名も可)、あきまもスクイーズ(@squeeze1974)のツイッターへの返信やダイレクトメッセージ、もしくは長い文章になりそうでしたら、こちらのお問い合わせフォームを使って投稿してください。



投稿は随時受け付けています!



Hari Georgesonさん
私の初めてスクイーズはビルボードライブでのショウでした。大抵の方はショウに行くとき、事前に予習して行くものと思いますが、私の場合はショウ当日までは絶対に聴かないと決めていました。何故ならば、今まで彼らのサウンドは聴いた事がなく、聴こうと思えば何時でも聴くことができましたが初めて聴くのがユーチューブより、ショウで聴くのが絶対に素晴らしい事になりそうな予感がしたからです。無論、それは良い結果に!

そんなこともあり、私のお気に入りの曲はビルボードライブでのショウからになります。最も印象的なのは、初めてのスクイーズとの出会いとなった、1曲目のブルージーなギターソロで始まるHourglassです。なのでほんの少しの間だけ、ブルース系のバンドなのかなと思ってしまいましたが、一転してドラムのリズムがポップなサウンドに変化した瞬間は「おぉ! かっこいい。これがスクィーズか!!!」と興奮したのでした。オリジナルはまだ聴いていませんが、度々このアレンジの「Hourglass」は脳内再生されます(笑)

ショウが進んでいくうちに、1曲、1曲と好きな曲が増えていき、選ぶことが難しくなってしまいましたが特にあげるとしたら、さり気ないメロディが心地よいSome Fantastic Place、切々と歌い上げるThe Elephant Ride、美しいメロディーのバラードEverything、続けてメドレーで演奏された甘く幸せそうな雰囲気のLabelled With Love、ほのぼの感が漂うBlack Coffee In Bed、ついつい一緒に歌ってしまうGoobye Girl

最後に、スクイーズを知る切っ掛けを頂いた、あきまもさんにはあらためてお礼を申し上げます。あきまもさんの彼らに対する熱いツィートが無ければ、彼らを知ることも、そしてショウに行くことも、彼らのサウンドを聴くこともなかったでしょう。スクイーズを教えて頂き、ありがとうございます!次のスクイーズの日本公演はライブハウスで楽しみたいですね♪




golden__wireさん
当方のスクイーズファン歴はかれこれ35年になります。但しファンになった経緯は非常にひねくれていて、もとの(そして今でも)個人的メインアーティストであるポリス繋がりでスクイーズを知りました。マネージャーが共にマイルス・コープランドだった縁で、プロダクション及びレーベルも同じだったことから、ポリス絡みのオムニバスアルバムを購入すると、必ずと言っていいほどスクイーズの曲も収録されていたのです。
最初の出会いは、当時はとても入手困難だったポリスのデビューシングル「Fall Out」がようやく日本盤として収録されたオムニバス『I.R.S.グレイテスト・ヒッツ』に同じく収録されていた「Backtrack」。これが初めて耳にしたスクイーズの曲でした。
その後...『No Wave』(US版)で「Take Me I’m Yours」と「Strong In Reason」を知り、『Propaganda』(UK版)で、「Goodbye Girl (live)」と「Wrong Way」を、『Riding High』で「Pulling Mussels From A Shell (edit)」を聴き、ここまでハズレなしの楽曲のクォリティにどんどん引き込まれていったその矢先、『Rock 80』に収録されていた「Another Nail In My Heart」を聴き、遂にノックアウトされた次第です。
更にその後、『Brimstone & Treacle』で「Up The Junction」を、『No Wave』(日本/UK版)で「恋のバンバン」(笑)を、『Propaganda』(日本/US版)で、「Slap & Tickle」を、『Urgh! A Music War』で、ジュールスの「Foolish I Know (live, D&T楽曲)」を知り、スクイーズ自体のアルバムを入手する前に、既に定番曲を抑えてしまっていたのでした。そして初めて手にしたLPは、輸入盤で入手した『East Side Story』!もう何というか、ファンにならざるを得ないというか、なるべくしてなってしまったという感じですねぇ。(但しこの後間もなくスクイーズは解散します。リアルタイムで彼らを聴くのは、再結成の『Cosi Fan Tutti Frutti』以降となります。)
ということで、語りだすと止まらないので(笑)、思い入れの曲を以下に挙げておきます。1曲に絞る事は不可能なのは当然として、これでもかなり絞った方です(笑)


Backtrack
個人的に記念すべき初めて出会った曲

Another Nail In My Heart
説明不要

Tempted
88年のスティング来日公演(甲子園)の開演前に流れていたBGMは『Singles 45’s & Under』だったのですが、本編でスティングが突然この曲を歌い始めた時は本当ぶっ飛びましたよ。(蛇足ですが、スティングのこの来日ツアーの東京公演での前座はヒムロックでした)

She Doesn’t Have To Shave
グレンはギタリストとしてもっと評価されるべきだと常々思っています。マイルスが88年にI.R.S.の中でインスト作品専門のNo Speakレーベルを立ち上げた際に「グレンにもギターのインストアルバムを1枚発表してもらう予定だ」と言っていたのが今では懐かしいですが、この曲での短いソロはいソロは、グレンのキャリアの中でも3本の指に入る名演だと思うのですがいかがでしょうか?

The Day I Get Home
あきまもさんと同じく94年の初来日公演(大阪)で聴いて以来グッと個人的評価が上がった曲です。

Nirvana
スクイーズの“今”を象徴する、新譜の中でも一番だと思います。(ちなみに、この曲のプロモ盤のヴァージョンのヴォーカルは別トラックですよね?)

先日の来日公演も本当に素晴らしかったです。今後もずっと追いかけていきます!



タイコウチさん
Vicky Verky
1982年頃NHKの佐野元春さんのラジオで聴いた「Vicky Verky」が、たぶんSqueezeを聴くようになったきっかけです。最初はAメロがひたすら繰り返されるテンポの良い曲調に惹かれ、歌詞を読んだらまるでフランス映画(「大人は判ってくれない」や「小さな泥棒」を思い出します)のような甘苦いボーイ・ミーツ・ガールもの。後にクリスとグレンがこの曲について「Up The Junction」の二番煎じみたいになったと語っているのを知り、ひそかに傷つきました(笑)

Electric Trains
お父さんの自転車に乗せられて学校に行くというくだり、私も子どもを自転車に乗せてよく保育園に連れて行ったので、個人的に思い入れがあります。ジュリー・アンドリュースとジェリー・ガルシアを並べたり、思春期のちょっとエッチな描写など、歌詞の工夫もいろいろ面白いのですが、そこにグレンがつけた曲とアレンジもポップスの見本のような素晴らしい出来だと思います。



高野 輝次さん
Goodbye Girl
“A Round and a Bout”には未収録だったので、長い期間ずっとライブで聴きたかった1曲です。 オリジナルではレゲエですが、ステージでは正統派ポップスのアレンジだったり、アコースティックだったり、最もバリエーションが多いナンバーなのでは。ちなみに個人的には、疾走感あるパンキッシュなものが最も好み。今は無き渋谷ガボウルで行われたグレンのソロ公演では、街を練り歩いてこの曲を歌っていましたね。大勢の観客を引き連れて渋谷警察署に近づいたときは個人的にヒヤヒヤしてましたw

Up The Junction
個人的な思い出ですが、初来日公演のとき、自分の前に外人のカップルが立っていて、この曲の「We spent our time just kissing.The Railway Arms we're missing.」のときにキスをしたのをよく覚えています。 恋人たちの悲哀が描かれた、イギリス人らしい…というかクリスらしい物語。ホントにこういうダメになっていく男性ってロンドンには普通にいそうですよね。 綺麗に韻を重ねていく歌詞を受けて、グレンはほぼAメロだけで構成したというのが、このソングライティング・チームらしい佳曲。



nikaさん
Frank
好きなアーティストであればあるほどそのディスコグラフィの中から一枚を厳選することは難しい。例えばプリンスやフランク・ザッパが死ぬほど好きな人達にとって膨大な作品数の中から一枚だけ選ぶなんていう作業は事実上不可能だろう。優れたアーティストほどどの時期のアルバムにも見どころならぬ聴きどころというやつがあるはずなのだ。僕がスクイーズの中で一番好きなアルバム、こいつは難しいな、完成度の差はあるだろうが基本的にArgybargy以降の彼らの音楽はどれも好きだから。その中で僕が選んだのがこのFrankというアルバム、聴いていると色んな形容詞が浮かんでくる。いかにもイギリス的で、パブロック的で、シンプルでタイトでストレート、そして間違いなくポップ・ミュージックだ。難しいことなんて何も考えなくたって楽しめる。だが一歩踏み入り見渡してみれば幅広い音楽的素養の元に成り立っていることも分かる、実に奥が深い。まっ色々語るよりも音楽なんて大音量でかけて聴いて楽しむことが全て。それにしてもジュールズ・ホランドはかっこいいなぁ、オレも子供の頃からピアノやってりゃよかった!チクショー!笑



三毛猫しまっちゃうおじさんさん
Hourglass
「アワーグラス」がヒットして「バビロン・アンド・オン」「甘い誘惑」「イーストサイド・ストーリー」を聞き始めたのがハマるきっかけだったと思う。 あの頃僕は高校を辞め無職になった。そして就職後、20年目に病気退職後また無職になった。自宅療養中の今思うことは、グレンやクリスのソロや彼らの新譜を聞かずに死ねるか!ってこと。彼らが音楽を続けてくれていることが今の僕の闘病生活の励みになっている。



D♂ka(まいの)さん
Pulling Mussels (from the Shell)
極論すれば俺にとってのSqueezeはこの曲、とさえ言えてしまう。はじめて聴いたのは90年頃かな?従弟の作ってくれたテープに入ってたんだな。ポールっぽい曲だな、っていう最初の感想を吹っ飛ばすくらいメロディからアレンジまで全部気に入った。一音のギターソロから流麗なピアノに引き継ぐ間奏は特にお気に入り。そのあとベスト盤を買ったけど、Argy Bargy収録曲が圧倒的に好きと言うことがすぐにわかった。あのアルバムって、特異なくらいポップでしょ。Squeezeってポップなんだけど、その中でも群を抜いてポップなアルバム。その中で更に一番ポップな曲。それがPulling Musselsだと思うのね。そんな好きな曲だから初DJのときにも回して、予想以上の大喝采を受けたのも思い出深い。意外にDJイベントでかからないみたいね。それ以降もかけると大抵ウケるんだけど。味を占めて、その後も時折使っている。



LuckyLoveさん
Picadilly
イントロのピアノからもうワクワクします。転調を繰り返す展開、細かい情景が浮かぶような歌詞、楽器の絡み方など、いかにもスクイーズらしく、ひねくれていてポップで洒落ていて大好きです!2015年のグレン来日公演東京最終日に、Heart like a gun was just the half of the battle...を合唱できて、最高でした!この日はSing along曲をグレンが4連発してくれ、本当に楽しい思い出になりました。

Is That Love
これもウィットに富み、自虐的なユーモアと知性があり、都会的で大好きな曲です。自分の結婚式の歓談BGMにスクイーズをどうしても入れたくて、これを使いました。 オチに希望があると思ったのと、結婚生活とは、この曲のように、それでも一緒に居続ける選択をし、努力することではないかと思ったからです。

Some Fantastic Place
アラフォーになってすっかり涙もろくなったので、この曲の歌詞をじっくり聴いてしまうと目頭が熱くなります。 明るい曲調に悲しい内容を乗せるのはUK人の得意なパターンだと思いますが、この曲の歌詞は非の打ち所がない!そしてグレンの声の限りない優しさと説得力。 悼む気持ちがありながらウェットにならず、高く青い空が目の前に見えるような、残されたものが希望を持つような曲調。ギターソロとブリッジのコーラスも素晴らしいです! 私がもし夫を残して先に死んでしまうことがあったら、この曲を夫に贈りたいと思っています。 私のツイッターTLには自分の葬儀ではワンダーラスト(P. McCartney)をかけてほしいという方が多いようですが、私はこれです。訳詞も出してもらいたいな。

The Truth
Playは好きなアルバムですが、中でも一番好きな曲です。歌詞を読むと、驚くほど率直な語り口に、胸を打たれます。一度は深く結びついた人との離別や齟齬を経験したことがある人なら、グッとくるものがあるのではないでしょうか。 I don't deserve a girl as strong as you ? Accept this as the truthのところではいつも泣きそうになります(特にstrongとaccept thisのところ)。言う方の気持ちも言われる方の気持ちもわかるのです。 しかし、クリスという人の感性には舌を巻くと同時に、グレンの作編曲力、声のよさ、どこを切ってもにじみ出るポップセンスと演奏の上手さに、改めて非凡なコンビだなぁと思います。 また、音楽をその背景や物語だけにフォーカスして捉えてしまうと、本質を取り損なうこともあると思いますが、この曲については、コンビの切れそうになったり、撚り戻されたりしてきた友情の糸や、人の強さや弱さとは、といったことに思いを馳せずにいられません。



若杉ルーさん
Last Time Forever
その昔。放送による著作権料が発生してなかった時代。テレビ神奈川には多くの洋楽番組があって、そこでこの曲のPVを観たのがSQUEEZEを知るキッカケでした。当時まだ10代の子供でお金もありませんし、もっぱらFMのエアチェック(死語)やTVでやったPVを録画したものを繰り返し観る。などで楽しんでいたのを覚えています。その後LPやCDが買える年齢となり、ずっとSQUEEZEを追っていくと、この『Cosi Fan Tutti Frutti 』が彼らのキャリアの中でも異質なアルバムだったと後で知るのです。生演奏力の高い彼らにとってエレクトロ・ポップ色の強いこの作品は賛否の分かれる所でしょうが、若い人を中心にDJの素材として使用してもらうとか、コアなファン目線と違う所で再び脚光を浴びて欲しいアルバムです。 曲とは関係ないですが、初来日の際、クリスのフルカラー似顔絵(A4サイズぐらいの)を作成して演奏中ブン回しメンバー達の失笑を買い、終演後それをクリス本人に差し上げて(無理矢理)しまうと言う暴挙を働いた事…今でも忘れられない思い出です。



なおひこさん
The Truth
初来日公演の心斎橋クアトロ。 ベスト盤とSome Fantastic Placeしか聴いてなくて行ったライブ。 その中で一度も聴いたことなかったのに、何故か一際心に響いた美しい曲があった。 ネットでセットリストも手に入れられなかった時代。 曲名も分からないけどずっと心に残ってたこの曲が聴きたくて、1枚づつアルバムを買い集めてやっと再会できた時は本当に嬉しかったなー。 こんなに追い求めた1曲は、他アーティスト含めてもこの曲だけ。 とっても思い入れの強い曲です。 今回の来日公演でイントロが演奏された瞬間、本当に震えて涙が出た。 初来日公演の演奏がどうだったかはちゃんと覚えてないんだけど、Bベンダーを使ったリードギターとメロディの絡みが本当に美しいのです。 1曲だけ選べと言われた ら間違いなくこの曲を選びます。



浦島ネギ(わいなり)さん
Last Time Forever
まだネットなんて普及していなかった80年代半ば、渋谷宇田川町のレコード屋シスコの壁にかかっているのを発見した時の驚きと震えはいまだに覚えています。なぜならこの3年ほど前にスクイーズは解散していたからです。当時は12インチシングルが流行りだったので、さっそくこれを買ってきては繰り返しターンテーブルに乗せてLPの発売を待ちました。驚きのひとつにとうの昔に脱退したジュールスがいることもありました。 ジュールスのピアノがとにかく天才的!あと、金髪ロンゲのグレンがまるで天使です。このイメージがおっさんになった今も抜けず、せっかくサインを頂いてお話しする機会があったにもかかわらず、石のようにカチカチに緊張してしまいました。 私の青春の一曲です。歌詞が恐ろしいと知ったのは大分後の事です。当のレコードですが、家庭内で行方不明となっております(笑)
Last Time Forever(Promotion Video)



とおるさん
Hourglass
僕が初めてスクイーズを知ってレンタルしたアルバムがバビロンアンドオンでした。 その一曲目、早口のサビが大好きで当時一緒に住んでいた姉と歌詞を覚えて口ずさんだ思い出の曲です。 そして2016年スクイーズ来日!僕にとって初めて見るステージの一曲目がなんと!!Hourglassでした!! 狂喜乱舞!!僕は立ち上がり大拍手!! 音楽には不思議な縁というものが あると再認識させてくれました。

Another Nail In My Heart
スクイーズを知ったきっかけは、布袋寅泰氏がNHKでDJを務めていたミュージックスクエアというラジオ番組でした。 正直、高校生だった僕は布袋さんの少し難解なヒネクレポップの選曲についていけず、短いトーク部分だけを楽しみにしていました。 そんな中、スクイーズ特集が企画され、この曲がかかりました。 これだ!! 音楽を直感で選ぶタイプは今も昔も変わりありません。一発で僕のお気に入りになりました。 僕にとってBOOWYに最も近い感覚を持つ初めての洋楽バンドでした。 ギターソロカッコいいですよね。 この曲が大好きな人も多いと思います♪

Up The Junction
バビロンアンドオンをレンタルしてすっかりスクイーズを好きになった高校生の僕でしたが、ついにはCD屋に足を運びグレイテストヒッツを購入することになります。 高校生の僕にとってCDを買うという行為は小遣いを一気に使い果たすって感じの大きな買い物でした。 それでも欲しい。 と思わせるバンドにスクイーズはなっていました。 20曲くらい入っているのかな? 少しボリュームが大きすぎて全ての曲を理解するのに時間がかかりましたがUP THE JUNCTIONは、とても優しいメロディでと冒頭の独特なドラムで僕をとりこにしました。 僕は歌詞をあまり気にしないで聞くタイプなのですが、この曲の構成に何かストーリー性を感じたのを覚えています。 高校が終わってリビングのステレオでこの曲を聞いていた時、故母が「この曲ええ曲やね。ビートルズ?」と言ったのを今でも鮮明に覚えています。音楽をあまり知らない母にも名曲と言わしめた。素晴らしい曲なんだと思います。

She Doesn't Have To Shave
高校時代聞いたほとんどの曲はレンタルCD屋で借りてきたものをカセットテープに録音しウォークマンかステレオで聞くというスタイルでした。 お気に入りの大型レンタル店が自転車で30分程の所にあったので僕はそこに通うことになります。 そんな中見つけたのがスクーズのライブ盤A ROUND AND BOUTでした。 前述のようにBOOWY、布袋寅泰が好きな僕にとってLIVE盤はオリジナルよりも良い演奏というイメージがありました。 これはレンタルするしかありません。 まだFRANKを聞いていない状態でしたが、このライブアルバムに収録されているShe doesn't have to shave。聞いたとたん「これは僕にとって特別な曲になる!」と直感しました。 珍しく歌詞をボールペンで書き写しCDをかけては歌詞を目でおいました。 40歳になって今でも生涯ベスト5に入る名曲のひとつです。 ギターを初めて気付いたことなんですが僕はこの曲のようにサビのメロディーにはあまり変化がなく、コード進行がドラマチックに変化していく曲に惹かれるんだと感じました。

Tempted
グレイテストヒッツとA ROUND AND BOUTを聞いてオリジナルがグレンでないことに気づきました(笑) 僕はどちらかというとグレンが歌う方が好きですね。 ある日、デートから帰ってきた姉が 「TEMPTEDね。今日見た映画でかかってたよ」と教えてくれました。 有名CDSHOPにアルバムがたくさん並ぶバンドではないけれど、映画の挿入歌に使われる程、世界的にはポピュラーなんだなと思いました。 なぜ日本でもっとうけないのかわかりません。 プロモーションが足りないのでしょうか? それは、このサイトの管理人さんにお任せするとして今後のスクイーズの活動を応援していくつもりです。

最後になりますが、 僕にとってスクイーズとは? 故母と姉と三人で暮らしていた頃に聞いていた楽しくもあり寂しくもある日々に夢中になっていたバンドでした。 その頃の生活とスクイーズの甘く切ないメロディーが当時の生活とシンクロしていたのかもしれません。 2016年の来日公演では素晴らしい演奏を聞かせてくれた彼ら。 単なるノスタルジーではなく未来につながるバンドとして今後の活躍にも注目です。



RETURN OF G HAGETTさん
Some Fantastic Place
私がスクイーズで特に好きなナンバーは、サムファンタスティックプレイスです。それは2つ理由があります。1つはバビロンアンドオンでリアルタイムでスクイーズを聴きながらはまり込まずにいましたが、発売して何年かしてからサムファンタスティックのアルバムを聴いてそのあまりに素晴らしいメロディーにノックアウトされ本格的にのめりこんでいったのです。2つ目の理由はその歌詞です。私の友人の奥さんが白血病で亡くなりましたその奥さんは私と妻のキュウーピットでもありました。そこが重なり合い、愛する人がきっと素晴らしいところで私たちを見守り待っていてくれていると信じることを、私に教えてくれます。上手く言えませんでしたがスクイーズの音楽は聴く人すべてを幸せにしてくれます。



あきまも(当サイト管理人)
Another Nail In My Heart
ボクが生まれて初めて手にしたスクイーズのアルバムは「SINGLES 45's and under」。それを聴きながらスクイーズファンになる決定打となったのがこの曲でした。英語が分からなくても思わず口ずさんでしまうポップなメロディ、グレンのハイトーンボイス、そしてあまりにも格好良いギターソロ。これら全てが絶妙で、当時「最もスクイーズらしい曲」だと思いましたし、それは今でも変わっていません。まだDVDも無いころ、持っていたVHSのPV集を何度も巻き戻して、繰り返しこの曲を見た覚えがあります。1994年初来日時のオープニングナンバーでもあり、さらに思い出深い曲となりました。自分の中で不動のナンバー1ソングです。

The Day I Get Home
この曲は初来日公演のときにライブを観て好きになった思い出の曲です。なぜこの時に好きになったかというと、これは完全に個人的かつ勘違いにも似た感覚なのですが、この曲を聴いた瞬間、彼らは初来日にもかかわらず「スクイーズがここに帰ってきてくれた」というヘンな感覚になったのです。 なんでしょう、おそらくライブの前に既にメンバーと会ってサインをもらったり写真を撮っていたこともあってか、ステージ上に現れた彼らをみて「おかえり!」という感覚に陥っていたんでしょうね。その個人的な勘違い感覚と妙にシンクロしたのが、このThe Day I Get Homeというわけです。たぶん、おかし過ぎてご理解いただけないと思いますが(笑)

Cool For Cats
この曲の息をつかせぬテンポとクリスの必死さが好きです(笑)。クリスといえばCool For Cats、スクイーズといえばCool For Catsとも。初来日の名古屋公演でボクは最前列にいたのですが、ポジションはクリスの真ん前でした。そのクリスの「必死な」姿を拝めたその瞬間は忘れられません。 2015年にリリースされたアルバム「CRADLE TO THE GRAVE」に収録されたHoneytrapという曲。この曲を初めて聴いたとき、なぜか名古屋公演の最前列でクリスを見上げていたことを思い出しました。それがなぜか分かるのにそれほど時間はかかりませんでした。この曲も「息をつかせぬテンポでクリスが必死に歌っている」んですよね(笑)

Some Fantastic Place
この曲は1991年に30代の若さで白血病により他界したマキシン・ベイカーという女性に捧げられた曲です。マキシンはスクイーズ結成前のグレンのガールフレンドで、グレンとクリスが出会うきっかけを作った、スクイーズ史における重要人物。この曲がリリースされて間もなく、ボクは祖母をガンで亡くします。そんなこともあり、この曲はメロディのみならず歌詞が琴線に触れた曲でもありました。

Happy Days
アルバム「CRADLE TO THE GRAVE」からの第一弾シングル。個人的にはアルバムと同名タイトル曲よりは、こちらのHappy Daysに「今のスクイーズ」を感じました。ミュージックビデオの撮影はよく晴れた暑そうな日に行われています。イメージとしては「This Summer」といった感じでしょうか?しかし、どこかアンニュイな雰囲気でグレンとクリスの仲も良くなかった1995年当時のThis Summerの映像と比べると、このHappy Daysはこれからの更なる活躍を期待させる、とても前向きな様子に思えます。 完全な新曲かと思いきや、歌詞とメロディのほとんどは既に70年代に出来上がっていたという密かなサプライズ。1996年のHeaven Knows以来、19年ぶりのシングルは"古くて新しい"ナンバーでした。「昔からやってることは変わらないよ。でも変わっているんだ」という、スクイーズらしい変化球。しかし、心にはストレートに響きました。傑作。

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