WHEN DAYLIGHT APPEARS
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WHEN DAYLIGHT APPEARS

イギリス盤 2011 QUIXCD0021

・サブタイトルは「THE DEMO TAPES 1985-1991」とあり、アルバムでいえば「COSI FAN TUTTI FRUTTI」から「PLAY」期までのデモ音源である
・基本的には単なるデモ音源であるので、オリジナルアルバムと同じような聴き方はできない。しかし、当時のグレンとクリスの共同作業の一環を垣間見るようでなかなか興味深い。よく知られているようにSQUEEZEの曲は、まずクリスが詩を書き、それにグレンがメロディを付けていく形で作曲される。そのため、デモであっても歌詞がある程度完成されていることがわかる
・これまでのシリーズでも感じられることだが、グレンが黒人音楽から大きな影響を受けたことが多々垣間みえる
・個々の楽曲では、テクノな「HOURGLASS」や(当時の日本製パソコンに搭載されていたFM音源のような音色がGOOD!)、グレンの歌う「LOVE CIRCLES」、リリース版とほとんどアレンジの変わらない「SATISFIED」、ポーグスっぽく仕上げたアイリッシュな「THE DAY I GET HOME」などが印象的
・また、ローリー・レイサムによるオーバープロデュースが物議をかもした「COSI FAN TUTTI FRUTTI」の楽曲たちの"素の様子"が聴けることも嬉しい
・なお、このデモテープシリーズは合計5枚作られる予定になっており、現在4枚目。アルバムとしてカバーされていないのは「SWEETS FROM A STRANGER」と「DIFFORD & TILBROOK」だけであるが、ラストの内容は果たして…⇒2016年にリリースされました!


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